PICK UP ITEM バックナンバー

  • オシロスコープを使ったアンプゲイン調整
    HRHCK501

    ○今週のピックアップアイテムは、完全に趣味の世界のお話ですが、オシロスコープを使ってのアンプゲイン調整のご紹介です。

    カーオーディオをやるにあたって避けて通ることのできない外部アンプ追加。

    ただ接続して音が出ればOKではなくて、ゲイン調整を行ってデッキから送られてきた信号を増幅してスピーカーに出力しなければなりません。

    しかし、ただ耳で聞いてゲイン調整を適当に行っていては、せっかくのアンプの音色を歪みでつぶしてしまうことになります。

    では、どうしたら良いのか?スナップオンから販売されているHRHCK501のオシロスコープを使って、ゲイン調整を行っていきます。

    ○本来はまず、デッキ側の出力の限界(歪みが発生しないボリューム)をオシロスコープを使って調べますが、今回は割愛して最大ボリュームの8割程度(MAX62でしたら50程度)のボリュームで1kHzの正弦波を流して測定していきます。

    1kHzの正弦波は、カーオーディオ調整CDなどに付属されていますのでそちらを用意してください。

    ○デッキとアンプをRCAケーブルで接続された状態でスピーカー線をアンプから取り外します。

    オシロスコープのプラスとマイナスをアンプのスピーカー接続端子へ取り付けます。

    ショートをしたら困るので、確実かつ安全に自己責任のもとで行って下さい。

    接続できたら、デッキをONにして、1kHzの正弦波をボリューム8割で流してください。

    ○アンプ側のゲインを最低ラインから少しづつ回して、波形が歪まないところまで回します。

    そこがもっとも美味しいゲイン位置です。

    歪んでしまうと写真のような凸凹した波形になります。

    アンプゲインの少しづつ絞っていき歪みの無い綺麗な曲線の波形になるように調整しましょう。

    ○アンプによっては左右のゲイン調整がありますので、左右ともオシロスコープを見ながら、歪まないところまで合わせていきます。

    こうすることで、ボリューム8割時に、アンプの音が歪まないもっとも美味しいところの音質が楽しめます。

    歪んでしまうとどうなるのか。スピーカーから出る音が歪み、最悪の場合スピーカーを破損させてしまいます。

    そうならないように、オシロスコープを使ってアンプのゲイン調整を確実に行う事により、より安心してより良い音を楽しむことが出来るようになります。

    ○次に、ウーファー側のアンプゲイン調整を行います。

    ウーファー側は、100Hzの正弦波をボリューム8割で流して測定します。

    同じくカーオーディオ調整CDなどに付属されていますのでそちらを用意してください。

    ○アンプゲインを最低ライン少しづつ回して行き、波形が歪まないところまで調整していきます。

    ○最後にすべての配線を元に戻して完了です。

    こうすることによって、ボリュームを8割まで上げても、歪まない綺麗な音を出すことが出来るようになります。

    ○どうせならともう1台の車に搭載されているアンプもゲイン調整してみます。

    同じように、スピーカー線をアンプから取り外して、オシロスコープのプラスマイナスをアンプのスピーカー出力端子に取り付けます。

    ○この車両も、最大ボリュームの8割程度(MAX35でしたら25程度)のボリュームで1kHzの正弦波を流して測定していきます。

    ○アンプのゲインを最低ラインから少しづつ上げて行きます。

    ○アンプによっては、最大ゲインにしても波形が乱れず綺麗な音を出せるものもありますが、最大で使ってしまうとスピーカー及びアンプを破損させてしまう場合がありますので、そこは各自の自己責任のうちで調整してください。

    いかがでしたか?耳で聞いて合わせるよりも、オシロスコープを使って波形を見ながらゲイン調整した方が、より確実に美味しいゲイン調整ポイントを見つけることが出来ます!

    オシロスコープについては、ツールズショップ伊賀までご連絡ください。


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